空冷VWのテクニカルインフォメーション |
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エンジン調整の重要性について少しお話しようと思います。 空冷のVWは決してメインテナンスフリーではありません。
エンジン調整の内容はオンラインオーナーズマニュアルにも記しましたが、 ちなみにオーバーヒートとは冷えても元の形状に戻らないくらいエンジンがヒートしてしまった状態のことです。 バルブクリアランスはエンジンが冷間時にとり、エンジンが通常のオペレーティングテンプになった時にクリアランスが0に近くなるように調整します。
クリアランスが無さ過ぎるとエンジンオペレーティングテンプになった時、アジャストスクリュウがバルブを押したままになってしまいます。 また反対にクリアランスが広すぎるとフルリフト時に規定のリフト量が得られず、バフォーマンスが落ちてしまいます。 このクリアランスは何度も温まったり冷えたりしていると微妙に狂ってきます。 現在の車はクリアランスを油圧によって常に0に保つようになっているので、定期的な調整は必要なくなっています。
●ポイントギャップの調整とタイミング調整は二個一だと考えてください。 クリアランスが狭すぎるとポイントの間を火花が飛んでしまい、一次電流を切断することができなくなります。=二次電量(プラグ)の火花が飛ばない。 JAFの人に聞いたのですが、空冷ワーゲンの行き倒れの約8割がポイントギャップの狭すぎらしいです。 ポイントのかかとを見て頂くとわかると思うのですが、シャフトに当るところがベークライトまたはプラスチックでてきています。速い回転でカム山に乗ったり降りたししていると、当然摩擦によりここが磨り減り、ポイントギャップが狭くなります。 特にディストリビューターのカム山に専用のグリスを塗っていないと、比較的すぐに減ってしまいます。 かといって広すぎると二次電量を起こすのに十分な電流を溜めることができません。 もうひとつ大事なことはポイントのクリアランスが減ると点火時期(タイミング)も変ってきてしまうということです。ですからポイント調整をした後は必ずタイミング調整もおこなってください。
●タイミング調整は文字どうり点火をTDCに対してどこで行うかを調整するものです。 燃焼しているということは、燃えるにはある程度の時間がかかるということです。 ですから点火位置は通常TDCよりも前(BTDC)になっています。(キャブレターとディストリビューターのコンビネーションにより例外あり) タイミングは早すぎても遅すぎてもパフォーマンスが落ちたり、オーバーヒートしたりします。 こちらも現在の車ではフルトランジスタ方式になっているので、調整の必要はありません。 ●スパークプラグの清掃についてはご存知の方も多いと思います。 メンテナンスフリーのプラチナプラグを使う人もいますが、空冷VWでは定期的にプラグを取り外し、メンテをしないとシリンダーヘッドとプラグのねじ山が固着してしまい、プラグが外れない、またはねじ山をいためてしまうことになります。 ●キャブレターの調整も説明は不要だと思いますが、上記のメンテナンスを定期的に行っていると大きく狂っていることはほとんど無いと思います。 ●ファンベルトは空冷VWの生命線です。ファンペルとがないと水冷の車の水が全く無いのと同じです。ファンベルトのテンションはきつすぎると切れやすく、ゆるすぎるとスリップしてオーバーヒートの原因になります。 値段的にも決して高価ではありませんのでクラックなどを発見した場合はすぐに交換しましょう。スペアとして21mmのレンチと一緒に車に積んでおくことを強くお勧めします。 以上のメンテナンスをデイリードライバーであれば最低半年に一回、ウィークエンドドライバーなら約一年に一回受けていればエンジントラブルの90%以上を防ぐことができます。 何か調子がおかしい場合はまずエンジン調整をうけてください!!
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BBSでオーバーヒートについてご質問はありましたので、お答えします。
まず第一にオイルテンプゲージの信頼性が問題になってきます。 タイミング、キャブ及びキャブとエンジンのマッチング、ボアアップされたエンジンでは圧縮比、バルブサイズどエキゾーストサイズのミスマッチ、ファンベルトが滑っている、クランクプーリーサイズ、ファンハウジングの裏側に何か詰まっている、などです。 また見逃しがちなのが、エンジンシールのコンディションです。(T-1,2の場合) 想像してみてください。 キャブについて言えば、大体の人が勘違いしているようですが、 またタイミングは、早すぎても遅すぎてもオーバーヒートします。 オーバーヒートするからオイルサンプを付ける、または外付けのオイルクーラーを 今現在オーバーヒートしている方は、まずエンジン調整を受けてみてください。 応急措置的には、T-1の方はエンジンリッドの下を少し浮かして走る。
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下回りのスチーム洗浄及びシャーシブラック塗布について |
| こちらも巷の整備工場及びディーラーの車検では、ほとんどといってもいいくらい 省かれているようです。まぁ新車から5年以内のクルマにこんなことをしていると、 それこそ”過剰整備”と言われてしまうでしょう。 でも10年以上経ったクルマはどうでしょう? クルマを大切にするなら、やはり車検毎くらいに下回りのスチーム洗浄を受けることをお勧めします。 |
| 空冷VWが自動車である限り、ブレーキのメンテナンスはとても重要です。
最近はほとんどの整備工場(ディーラーを含む)は車検でもホイルシリンダーの分解O/Hをせず、エア抜きだけで済ませる場合が多いようです。 しかし空冷VWは違います。実際オールドカマーに入庫する車検のクルマの ブレーキオイルは3年間放っておくと必ず錆びが発生します。 少なくとも2年毎に必ずブレーキオイルの交換。エア抜きを行ってください。 長期間保存するクルマもこうしておくと、復活させるときにすべてのホイルシリンダーを交換せずに済みます。
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12月20日 BBS 66Bugさんへのお返事です。 |
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御質問の内容はオリジナルのダブルバンパーとリプロの物の見分け方を 下の写真をご覧下さい。一枚目の写真はオリジナルのバンバー、 二枚目の物がリプロのバンパーです。 まるで囲んだところを見てもらいますと、オリジナルのものは、 それに対してリプロのものはゴムが付いているのがお分かりいただけると思います。
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またリプロのものはご覧のように、非常に錆びやすいです。 最近リプロの物でもゴムがつかない物も出回っています。 これについてはトリプルクロームが施されておりクオリティは良いのですが 前後とも4万円弱です。 オリジナルをリクロームしたものは、
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